他社で断られたが、親子間売買ができた事例
ご相談の経緯
住宅ローンの滞納はなかったのですが、法人名義の借入が膨れていき、収入が減ってきているという状況でした。自宅を同居している長男名義に変更してもらおうと、銀行へ相談に行きました。
しかし、長男名義への借り換えや親子間の売買の為に住宅ローンは使えない等の理由により、断られてしまいました。他の銀行にも尋ねましたが、親子間売買で住宅ローンを融資してもらえる先はありませんでした。
そのような状況で、親子間売買の相談を多数うけている<住宅ローン滞納問題相談室>を見つけ、問い合わせをしました。すぐに面談に来てもらって対応いただき、その後無事親子間売買が出来ました。現在、変わりなく今まで通りのまま自宅で生活をしています。
相談員から
親族間売買では様々なハードルを越えなければならず、成功率は高くありません。
不動産の価値・借入される方のご年齢・ご年収や勤続年数など総合的に判断されます。
また、大手金融機関での住宅ローンは基本的に断られてしまいます。
それは、贈与と見られてしまうからです。
ですので、一部の地銀やノンバンクを利用する必要が出てきます。
重要なポイント
親子間での不動産売買は、税金も関係してきます。
もしも、市場より安く売買してしまうと、贈与税が課税されてしまいます。
また、金融機関は重要事項説明書(物件内容)や売買契約書等を審査するため、不動産仲介業者も必要になります。
私共では、上記の内容を踏まえており、仲介業務や融資先の紹介などワンストップで動いていくことが可能です。
クラッチ不動産株式会社代表取締役。一般社団法人住宅ローン滞納問題相談室代表理事。立命館大学法科大学院修了。司法試験を断念し、不動産業界に就職。住友不動産販売株式会社・株式会社中央プランナーを経て独立、現在に致る。幻冬舎より「あなたを住宅ローン危機から救う方法」を出版。全国住宅ローン救済・任意売却支援協会の理事も務める。住宅ローンに困った方へのアドバイスをライフワークとする。
監修者: 井上 悠一