離婚
離婚により誰も住まなくなった自宅を任意売却をした事例

ご相談の経緯

5年前にペアローンで住宅ローンを組み新築を購入ました。その後、離婚することになり、それぞれ違うところに住むことになったので売却を検討しました。 売却するために査定をしたろころ、残債が3,000万円に対し、実勢価格は2,500万円という査定でしたが、望みをかけて3,000万円で売出しましたが、1年経っても買手が見つかりません。 住宅ローンは問題なく毎月支払っていましたが、ずっとこのまま住んでいない自宅のローンを支払っていくのは厳しいので、残ローン以下でも売却できる任意売却を取り扱っている住宅ローン滞納問題相談室に相談しました。 任意売却をする場合、今後数年間はローンを組みづらくなるというデメリットもありますが、しばらくローンを組むことはないと判断し、任意売却に切り替えて売却するとになりました。 任意売却は、実勢価格に近い金額で売却をするので、問題なく購入者も見つかり、売却することができました。

相談員から重要なポイント

任意売却は、デメリットもございます。 例えば、以下のようなデメリットがあります。 ・住宅ローンの滞納履歴が個人信用情報機関に掲載されてしまうため、数年間は借入がしづらい。 ・残ローン以下で売却しているため、追金ができなかった場合は債務が残る。 ・任意売却で購入者が見つからなかった場合、競売になってしまう等々。 今回、こちらのデメリットよりも今後の住宅ローン支払いを懸念され、任意売却することになりました。 特に新築戸建ての場合は、売却したくてもオーバーローンで売却できない、ということがよくございます。売却を諦めていた場合でも是非ご相談ください。