弁護士 西口竜司先生 へインタビュー

1.西口先生の目指す弁護士とは何ですか?また「こんな弁護士がいてもいい」というキャッチフレーズを用いられていらっしゃいますが、具体的に教えてください。

目指す弁護士像というのは、誰からも分かりやすく、誰とも対等で分かりやすく話をさせていただける、端的にいうと「敷居の低い弁護士」です。
我々はサービス業なので、我々のサービスを使っていただく感覚で接することが出来るような弁護士になりたい、と思っています。
キャッチフレーズに用いたのは、あくまでも「お客さんから見て相談がしやすい」ということです。
当たり前のことなんですが、真面目な人ほど弁護士に相談ができない、思い悩んでしまう、場合によれば自死されるケースだってある。これは非常に不幸であって、我々の敷居が高いせいでそのようになっているのではないかと…。
そういった普通の方が気軽にお越しいただけるようなところを目指したいということで、「こんな弁護士がいてもいい」をキャッチフレーズにしました。

2.これまでの先生の事案で、思い入れのある事件があれば教えて下さい。

事件の種類としては少年事件になるのですが、私が初めて担当した少年事件で、普通に考えると少年院へ確実に行かないといけない事件だったのですが、頑張って何度も面会を重ね、就職先も見つけてきました。
その少年事件の審判では、裁判官が保護観察にしてくれたのですが、その時裁判官が少年に言ってくれた言葉が『弁護士さんに感謝しなさい』でした。
弁護士さんが頑張ってくれたからだ、と。加えて少年も本当に心から感謝をしてくれて、後から手紙をいただいたりし、これはやって良かったと感じた事件でした。

3.西口先生は、YouTube等で司法試験のご指導も熱心にされていますが、やりがいや普段の弁護士業との違いを教えて下さい。

2つのことは、実は違うようで「同じ」です。
受験生は情報がなかなか手に入らない、正しい情報が手に入らないので困っている。同じく、普段の弁護士業も、依頼者には情報がない。
当たり前のことですが、破産という制度はハードルが高いと思ってしまい、破産すると本当に命も取られるというようなイメージを勝手に持っておられる方がいて、情報を知らないために、失敗してしまっている人が沢山います。
そういう意味で情報をしっかりお伝えし、選択肢を増やしていくという意味では、これは同じだと理解をしています。
だから、「こんな弁護士がいてもいい」というキャッチフレーズに繋がってくるのかなと思っています。

4.非常に時間の無い中活動されていると思いますが、どのように時間をやりくりされていますか?

いろんな実業家の方が仰るんですが、朝スケジュールをしっかり立てることですね。
何からやっていくのか優先順位をしっかりとつけていくことを意識していますし、日程計画で①大日程計画、②中日程計画、③小日程計画の三つがありまして、自分でタスク管理をし、大きな「見える化」、やるべきことの「見える化」をすることによって、時間のやりくりが出来るのではないかと思っています。

5.西口先生から見た不動産業界はどのように思いますか?
 また、不動産業界が抱える課題を教えて下さい。

一般論でいうと大変な業界で、動く金額も大きく、ハイリスク・ハイリターンという三様的なイメージを持っています。
課題というと言い過ぎた発言になるのですが、一般の方からすると「すごく儲けている」と思われていたり、利益構造が見えにくいので誤解されがちな分野だと思っています。
例えば、不動産仲介にあたっても法律に則ってやっているということをお金の明瞭性として見える化し、一般の方にコンプライアンス的にアピールするのが良いと思います。

6.西口先生から見た任意売却とはどのようなものですか?
 また、任意売却の抱える課題を教えて下さい。

任意売却は債務者を助ける、出口の見えない方の手助けとなる手段だと思っています。
普通に不動産を抵当権者等に引き上げられてしまうと、借金だけが残り財産を取られてしまうわけですが、任意売却だと引越代も見てくれるし、ちょっとしたことですが次の生活に役に立つような配慮がなされていて、非常に良い制度だと思っています。
抱える課題というのは業者倫理だと思いますが、任意売却ということでお客さんにとってメリットであるかのように見せているけれども、本当はメリットでないだろうという業者もおられ、そこは任売の業者モラルが問われてきます。そこが不利になるとその制度はもっともっと活用できると思っています。
また、私は破産以外にも事業再生等に関わっていますが、事業再生案件でも任意売却がキャッシュイン(お金を獲得する)手段としては非常に重要ですし、それがもとになり会社再生も可能なケースがありますから、任意売却は非常に重要な制度で一般の方にもっと周知できたら良いと思っています。

7.西口先生から最後にひとことお願いします。

新型コロナ感染症で世の中が大変な時ではありますが、破産や民事再生等いろんな手続きもあるわけですが、特に経営者の方に申し上げておきたいことがあります。
それは、早ければ早いほどいろんなことが出来、遅くなればなるほど選択肢は狭まってくるということです。
早い段階で専門家にご相談していただければ、経営者の方にとって受ける色々なものがあるのではないかと思っています。

神戸マリン綜合法律事務所 弁護士 西口竜司 先生
ホームページはこちら http://kobemarin.com/

弁護士 西口竜司 先生と弊社代表取締役 井上悠一 とのYouTube<対談!任意売却について>はこちらをどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=p646Q2Ud8UA&feature=share&fbclid=IwAR0PGJDNEYIFxhYp2pL30qyhd1Je3GYTw542-WVJ8cn830odbfiVCaw1cVk

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