親族間売買
住宅ローンの支払いが困難になったが、親族間売買で住み続けられることができた事例

相談者
和歌山市G様
職業
無職
年齢
65歳
物件
戸建
ローン残高
2,000万円
実勢価格
2,000万円
他債務
なし

ご相談の経緯

退職金を当てにしていたが思っていたほどの退職金支給額ではなく、年金だけでは住宅ローンの支払いが厳しい状況に陥ってしまった。 現役で働いている時は問題なく住宅ローンは支払えていました。 ローン返済は70歳まで、退職金で繰り上げ一括返済する予定を立てていましたが、思っていたほど退職金がもらえず、年金だけで生活費と住宅ローンの支払いをするのが難しくなり、住宅ローンを滞納するようになりました。 家を売却すれば残債(残りのローン)を一括返済できそうでしたが、住み慣れた自宅を離れるのが嫌だったため、何とか住み続ける方法がないかとインターネットで模索していたところ、「親子間売買」という方法を見つけ、全国住宅ローン相談室に相談しました。 親子間売買はローンが組みづらいと認識はしておりましたが、無事に息子がローンを組むことができ、所有者は息子になりましたが、「住み続ける」という希望が叶いました。

相談員から

基本的には「親子間売買」という時点で、メガバンクは住宅ローンを行いません。金融機関は原則として、親子間の売買は「贈与」という認識があるからです。住宅ローンの付け替えをしているという認識であり、通常の金融機関は融資を行いません。もっとも、限られたごく一部の地銀及びノンバンクは融資を行っております。弊社では「親子間売買」「親族間売買」でも融資を行う金融機関と提携しております。

重要なポイント

今回はローンを組める息子様がおられたので「親子間売買」ができましたが、ローンを組むには収入のある方が対象となるため、お子様がまだ社会人になっていない場合はローン組みが出来ません。 その場合「リースバック」という方法で不動産会社(不動産買取業者や投資家)へ売却し、買主となるオーナーに対して賃料(リース料)を支払うことで、引き続きご自宅に住み続けるという事例もございます。 もしも、住宅ローンを滞納している、今後継続して支払える見込みがない、競売を申し立てられている等、お困りごとがございましたら、住宅ローン相談室までご相談ください。

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