任意売却
決済間近で差押をされたが、任意売却ができた事例

相談者
神戸市I様
職業
自営業
年齢
40代
物件
マンション
ローン残高
2,800万円
実勢価格
2,500万円
他債務
500万円

ご相談の経緯

事業に失敗し、債務の返済ができなくなってしまいました。 住宅ローンは支払い続けていたのですが、コロナの影響からさらに家計が圧迫されてしまい、住宅ローンを滞納してしまいました。 そこで任意売却を専門にやっているという不動産会社に依頼し、売却活動を行いました。 買い手が見つかったところまでは良かったのですが、また別の債権者から差押えが入ってしまい、話がなくなってしまいました。 不動産会社の担当もあまりわかっておらず、不安感もあり、別のところに相談しようと「住宅ローン滞納問題相談室」に連絡をしました。 相談も迅速にしてただき、債権者とのやり取り・交渉もすぐ動いていただけました。 差押えについては、債務額の一部を売却代金の中から返済することで了承いただき、売却することができました。

相談員から重要なポイント

不動産の買い手が見つかり、契約締結した後、不動産に差押えが入ってしまうことがあります。 この場合、現状より費用がかかってしまうことがほとんどですので、一度頓挫してしまうことになります。 任意売却に慣れていない不動産会社だと、住宅ローンの債権者しか見ておらず、固定資産税や所有者のその他債務まで確認をすることなく進めてしまい、 いきなり差押えが入ってしまった、というケースに陥ることがよくあるようです。 私どもは住宅ローンはもちろん、その他の債務状況・税金関係まできちんとお聞きし、差押えを待ってもらうように動いたり、 差押えが入るにしても、いつ頃入るのか・どのような状況になると差押えられるのかを確認したうえで進めていきます。 特に税金関係は昨今、シビアになってきています。 今回は、税金関係ではなく金融機関でしたので交渉し、債務額の一部を返済することで解除いただけました。 不動産会社に相談にされた結果、解決に至らず困っているという相談も少なくありません。 もちろん、どうしようもなく競売になってしまうケースもありますが、ほとんどは最悪のケースを回避できるものです。 ですので、まずは諦めずに私どもまでご相談下さい。

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